車の運転中にパニック障害が発生した場合への備え方

車の運転

パニック障害が怖いのは、突然、いつ発作がやってくるかわからないところで、患者はいつ何時でも対処できるよう備えておかなければなりません。

 

特に車の運転をしている時は要注意で、運転中にパニック発作を起こすと重大な事故に繋がる恐れがあります

 

基本的に、パニック障害の患者が車を運転する場合、十分に運転を克服してからハンドルを握る必要があるのですが、いざと言う時の対処として、どのように備えればいいのでしょう。

 

車の中に頓服薬を常備しておく

 

車の運転中にパニック障害が起きそうになった時は、速やかに運転を一旦止めることが大事で、まず冷静さを取り戻すことが大切です。

 

無理をして運転していると、ハンドル操作を誤って事故を起こす可能性があるので、絶対にそのまま運転し続けることは避ける必要があります。

 

とにかく発作が起きそうになってしまった場合は、道路わきに車を停め、発作が止むまで待機するよう心がけるようにします。

 

そして身体的にリラックスできるよう、呼吸法を実践して、不安な気持ちを取り除いてあげることも大事ですよ。

 

パニック障害の人は基本的に車の運転は避けるのが一番なのですが、職業的に車をどうしても運転しなければならない時は、薬を欠かさず飲むようにすることです。

 

そして車の中には即効性が期待できる頓服薬を置いておくと、急に発作が起きた場合でも落ち着いて対処できるでしょう。

 

家族や友人に同乗してもらう

 

パニック障害を罹患していて車を運転する場合、無理のない距離を走るよう努め、かつゆっくり運転する気持ちの備えが大事ですよ。

 

精神的に余裕を持った運転をすれば、自然と緊張を緩和することができ、そうすることで発作の起きる確率を抑えることに繋がります。

 

また、長距離運転の場合は、サービスエリアでこまめに休憩を取るよう配慮し、気分転換を決して忘れないことです。

 

特に注意が必要なのは、高速道路やトンネルでの運転で、パニック障害の人は苦手意識があります。

 

逃げることのできない環境は、パニック発作を誘発させる可能性が高いので、高速道路やトンネルでは運転を交代してもらえるよう、家族や友人に同乗してもらうようにしましょう。

 

気の許せる人に一緒に乗ってもらえば、それだけで安心感があり、いざと言う時には運転を代わってもらえるので、不安な気持ちをかなり軽減させることができますよ。

 

運転中にパニック発作が起きても大事には至らない

 

発作が起きるかもしれないと思って運転していると、それだけで不安になってしまいますが、発作が起きても脳卒中や心臓発作につながることはありません。

 

交差点の真ん中で発作がおきたら大事故になって大変なことになるのでは、とパニック障害の人は車の運転に恐れをなしますが、あまり過剰に考えるのはよくないです。

 

過度な不安感は余計に恐怖をあおることになり、さらなる発作を呼ぶことになるので注意が必要です。

 

実は、パニック発作が起きたとしても脳卒中や心臓発作などの重篤な病を引き起こすことはなく、気を失うことはありません。

 

急に発作が起きると心拍数が増加して血圧も上がるのですが、血中酸素濃度が上昇しているので、失神できない状態なのです。

 

車の運転はどうしても悪いイメージがありますが、少しでもプラス思考に転嫁すれば心にゆとりを持つことができます。

 

運転中、パニック発作が起きても気を失うことはないので、落ち着いて安全運転を心がけていきましょう。

 

まとめ

 

車の運転中にパニック障害が発生した場合の備えとしては、発作が起きた時は一旦、運転するのを止め、呼吸法を実践して落ち着きを取り戻すことです。

 

そして車の中には、いざと言う時に備えて頓服薬を常備しておき、急に発作が起きても対処できるようにしておきましょう。

 

長距離運転で高速道路などを利用する場合、家族や友人に同乗してもらうようにし、運転交代者を用意して備えておくことも大事ですよ。

 

運転中にパニック発作が起きたとしても気を失ってしまう事はないので、あまり神経質になりすぎず、大丈夫だと言う気持ちを持って、安全運転を心がけることですね。