パニック障害を抱える人が経験するパニック発作とは何なのか

パニック障害の発作

パニック障害を抱える人にとって問題になる症状にパニック発作がありますが、突然、混乱状態に陥るようですね。

 

人は衝撃的な事件に巻き込まれると、心臓はドキドキし、不安で冷や汗が出て来て、呼吸も荒くなりますが、パニック障害の場合、それが前触れなく起こります。

 

何の問題もない状況で突然、パニック発作が起きてしまう病気がパニック障害なのですが、それでも病院に行って検査をすると決して異常がみられないから不思議です。

 

心が元の状態に戻ろうとしている

 

予期できないパニック発作が繰り返し起こるのがパニック障害特有の症状になりますが、それが何度も起きるので益々不安は募るばかりです。

 

こうしたパニック障害の発作が起きるのは、体の緊張を解している結果の表れであり、心がストレスを解放しきれなくなって残ったストレスを開放しているのです。

 

緊張感でいっぱいになった心に蓄積した感情が、パニック発作という形になって爆発しているわけで、それで心が解放されています。

 

パニック障害を抱える人が経験するパニック発作は、ブレーカーが落ちるような感じで突然やってくるのですが、その正体は小さな怖さが蓄積した物が爆発した結果なのです。

 

何かを我慢するたびにストレスは溜まり、それが回数を重ねることで大きくなっていき、ある程度蓄積した時点で、エネルギーがすべて解放されるのです。

 

支えきれなくなったダムが放出するようにパニック発作は起こりますが、心が元の状態に戻るために治癒しようとしているのです。

 

パニック発作は、命の危機を感じるほど強烈

 

パニック発作は、場所や状況に関係なく、またリラックスしている時でも起きてしまうので常時、緊張状態を強いられてしまいます。

 

突然起きるパニック発作を何度も経験していると、緊張はどんどん高まっていき、結果的に発作が起こりやすい状況を自ら作ってしまうことになります。

 

発作を引き起こしてしまう原因を自ら作り上げることで、さらなるパニック発作を呼び起こすのです。

 

パニック障害で経験するパニック発作は、少し慌てた際に起きるパニックのような生易しいものではなく、強烈な不安と恐怖に襲われ、時には命の危機を感じる時すらあります。

 

動悸が激しくなって心拍数が増加し、発汗が起きて体に震えを感じ、息苦しくなって胸部に不快感を覚え、吐き気やめまいを感じるなど、様々な症状が出現します。

 

こうした症状が同時に起こり、そして高まりながらも急速に治まっていくのがパニック発作の特徴で、とてつもなく激しい症状なので恐怖感を伴います。

 

リラックスして慢性的な緊張を解きほぐすよう心掛ける

 

思いがけないときに突然、動悸や息切れ、そして強い不安感に襲われるのがパニック発作独特の症状で、それが繰り返されると、発作に襲われることに恐怖を感じるようになります。

 

そして次第に予期不安や発作が生じる状況を自ら作り出し、やがて広場恐怖を感じるようになって生活に支障をきたすようになるのです。

 

こうしたパニック発作の症状を改善することなく放置すると、うつ病やうつ状態になりかねないので注意が必要です。

 

また、激しい動悸や息切れ、めまいなどの症状は、

  • 狭心症
  • 不整脈
  • 低血糖
  • 甲状腺機能亢進症
  • メニエール病

などの引き金になるので注意しなければなりません。

 

パニック発作は、電車やバス、デパートやスーパー、トンネルやエレベーターなどで起きやすいのですが、その原因は緊張で怖さを解消できないことにあります。

 

そのため、日常ではできるだけリラックスできるよう心掛け、慢性的な緊張感を解きほぐすことが大事です。

 

まとめ

 

パニック障害特有の症状であるパニック発作は、緊張感でいっぱいになってしまい、心に蓄積した感情が爆発した状態で、心を解放して元の状態に戻るために治癒しようとしています。

 

パニック発作の症状を改善しないと、うつ病やうつ状態になりかねず、激しい動悸や息切れ、めまいなどの症状が続くと、狭心症や不整脈、甲状腺機能亢進症につながりかねません。

 

原因は緊張で怖さを解消できないことにあるので、普段からリラックスできるよう努め、慢性的な緊張感をできるだけ解きほぐしてあげることが肝心です。